キムチ納豆を食べ始めたのは、糖質制限ダイエットを始めて「なんか便秘気味かも…」と思ったのがきっかけでした。
キムチ納豆は
- キムチと納豆を混ぜるだけで簡単に作れる
- 普段の食事に取り入れやすい
- 価格がお手頃
- 便秘改善にも効果があった
- 食べると満足感がある
と、ダイエットに嬉しいことがたくさん!
産後12.1kg痩せた理由の1つが「キムチ納豆」を習慣化できたことでした
ちょこっと自己紹介
- 38歳で初めての出産
- ゆるい糖質制限ダイエットで産後1年半で12.1kg痩せた!
- 3食+おやつを食べながら痩せた
- ダイエット中の運動は、日々の育児と子どもとお散歩
- 痩せてからリバウンドしていない
この記事では、いつもの食事に「キムチ納豆」をプラスするだけで得られるダイエット効果について紹介しています。
キムチの栄養とダイエット効果
キムチに含まれる代表的な3つの栄養素が、ダイエット効果を高め、体重が増えるのを防いでくれます。
【カプサイシン】痩せやすい&免疫力up
「カプサイシン」は唐辛子に入ってる辛味成分。
基礎代謝をあげて脂肪を分解するため、体を痩せやすい状態にします。
また「カプサイシン」を摂ると、体温が上昇するので免疫力を高めてくれます。
【植物性乳酸菌】腸内環境を整える
キムチには驚くほどの「植物性乳酸菌」が入ってます。
キムチに含まれる「植物性乳酸菌」は、ヨーグルトに含まれる「動物性乳酸菌」と比べて胃酸に強いため、生きたまま乳酸菌を腸に届き、腸内環境を整えます。
【ビタミン豊富】美肌・アンチエイジング効果
キムチは発酵する過程で、ビタミンB1、B2、B12が作られます。
キムチは加熱せずに作るため、材料となる野菜(白菜、大根、キュウリなど)に含まれるビタミンCも壊さずに栄養として摂取することができるんです。
さらに唐辛子にはビタミンAを多く含み、ビタミンAの素となるβカロテンも含まれています。
キムチにはこれらの複数のビタミンが含まれるので、美肌効果とアンチエイジング効果が期待できます。
美肌とかアンチエイジングって、アラフォーのわたしはすごく嬉しい(笑)
納豆の栄養とダイエット効果
納豆は3つの代表的な栄養素がダイエット効果を高めてくれます。
【食物繊維】便秘解消
納豆には便秘改善に効果的な、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維がバランスよく含まれています。
水溶性食物繊維
有害な物質を吸着して、便と一緒に体の外へと出す役割
不溶性食物繊維
便のカサを増やし腸の動きを活発にして、便を出やすくする役割
があります。
【ナットウキナーゼ】代謝&脂肪燃焼をサポート
「ナットウキナーゼ」は、納豆のネバネバ成分に含まれる酵素で、血栓を溶かし分解しやすくするはたらき(血流を良くするはたらき)があります。そのため代謝がアップし、脂肪の燃焼を助けてくれます。
つまり代謝が上がることで体重増加の抑制につながり、さらには血流が改善することで、美肌効果も期待できます。
「ナットウキナーゼ」は熱に弱く、70度以上になると死んでしまいます。そのため、納豆は加熱せずに食べるとより効果的に栄養を摂ることができます。
炊きたてご飯(おおよそ80度)にかけると栄養が失われてしまうので、ご飯に納豆をかけて食べる場合は、少しご飯を冷ましてから食べるのがオススメです。
【アディポネクチン】脂肪燃焼をサポート
「アディポネクチン」は“やせホルモン”と呼ばれたりするホルモンで、運動量が少なくても脂肪を燃焼しやすい状態にしてくれる優れものです。
大豆に含まれている「β-コングリシニン」というタンパク質と「大豆サポニン」が、アディポネクチンを増加させてくれることが分かっています。
「キムチ×納豆」は最強の食べ合わせ!
「キムチ」も「納豆」も、単体で十分にダイエット効果のある食材ですが、組み合わせて食べることでよりダイエット効果が高まります!
「乳酸菌」×「納豆菌」で便秘改善
キムチに含まれる「乳酸菌」は腸内で善玉菌として働きます。
一方、納豆に含まれる「納豆菌」は胃を通過して腸まで届き、乳酸菌を増やすためのエサとなって乳酸菌が増えるのを助けるはたらきがあるんです。
つまり「キムチ納豆」で
- キムチの乳酸菌(腸内で善玉菌)
- 納豆の納豆菌(乳酸菌のエサ)
を一緒に食べることで、腸内の善玉菌が増えやすくなり、相乗効果で腸内環境が整い便秘改善につながります♪
キムチ納豆のダイエット効果を高めるポイント4つ
「キムチ納豆」で効果的にダイエットするには、キムチと納豆の
- 選び方
- 食べる量
- 食べ方
- 食べる時間帯
が重要なポイントになります。
①【選び方】キムチは自然発酵。納豆は?
キムチは「自然発酵のキムチ」が◎
キムチは、自然発酵のキムチを選びましょう。
自然発酵のキムチとは、塩漬けした白菜に、薬味や唐辛子を加えて4日以上漬け込んだものです。
時が経つとともに発酵が進み、発酵が進むにつれ「植物性乳酸菌」が豊富なキムチになります。
ダイエットにおすすめなのは、この植物性乳酸菌で発酵している「自然発酵」のキムチです。
韓国産キムチは自然発酵のキムチですが、国産のキムチしか売っていない場合は、商品パッケージを確認しましょう。
パッケージに「熟成発酵」や「乳酸発酵」と記載されているキムチを選んでください。
キムチ選びで参考にする表示
- 韓国産
- 植物性乳酸菌
- 熟成発酵
- 乳酸発酵
「粒納豆」「ひきわり納豆」で栄養価が違う
「粒納豆」と「ひきわり納豆」は、作られる工程に違いがあるため、栄養価にも違いがあります。
「粒納豆」は皮がついたまま蒸した大豆に、納豆菌をつけて発酵します。
一方「ひきわり納豆」は、大豆を砕き皮を取り除いた後に、納豆菌をつけて発酵させます。ひきわり納豆は
- 皮が取り除かれていること
- 大豆を砕いてから納豆菌をつけるため、納豆菌が付着する表面積が広い
という作る工程の違いから、「粒納豆」と「ひきわり納豆」で味わいや栄養価に違いがあります。
粒納豆 | ひきわり納豆 | |
---|---|---|
カロリー | 100kcal | 97kcal |
炭水化物 | 6.1g | 5.3g |
食物繊維 | 3.4g | 3.0g |
ビタミンK | 300μg | 470μg |
カリウム | 330mg | 350mg |
引用:日本食品標準成分表2015年版(七訂)
「粒納豆」と「ひきわり納豆」の選び方
- 粒納豆:皮がある分、食物繊維が多い
→ダイエットしたい人・肌の調子が気になる人におすすめ - ひきわり納豆:骨を作るビタミンKが多い
→成長期のお子様・お年寄りにおすすめ
ダイエット目的で納豆を買うなら、粒納豆がおすすめです
②【食べる量】キムチと納豆の目安量
キムチ納豆は、キムチ50g+納豆1パック(50g)を目安に、1日1食 取り入れることが理想です。
キムチ納豆を過剰に摂りすぎると、辛味成分であるカイサプシンによる胃腸障害がおきたり、タンパク質を摂りすぎると、女性ホルモンの分泌量に影響をあたえる可能性もあります。
一気に食べるのではなく、適量を守って1日1食 無理なく続けることがポイントです。
届いた商品にたまたま不具合があったけど
\ ショップの対応が早くて丁寧ですごく良かった /
③【食べ方】一晩寝かせたキムチ納豆がおすすめ
納豆に含まれる「ナットウキナーゼ」は熱に弱いので、栄養素を無駄なく摂取するには、加熱せずに食べるのがおすすめ。
いつも同じ食べ方でキムチ納豆に飽きてしまうより、調理法を変えながら長く続けていくことが大切!
「キムチ納豆」のダイエットレシピ
レシピといっても「材料3つ」で、作り方は混ぜるだけ。
とっても簡単です♪
キムチ納豆のレシピ
- 納豆 1パック(50g)
- キムチ 50g
- ごま油 少々 ←お好みで♪
- 納豆をよく混ぜて、粘りを出す
- よく混ぜた納豆にキムチを入れ、よく混ぜ合わせる
- 冷蔵庫に入れて寝かせる ←混ぜてから1晩寝かせたほうが効果的!
- 食べる直前に、お好みでごま油を数滴いれる。これで完成♪
キムチや納豆の発酵は、容器の中でも進みます。
発酵食品は発酵が進むと栄養価が高まり、より効果を発揮してくれます。そのため納豆は賞味期限ギリギリの物がおすすめです。
また「納豆菌」がキムチの「乳酸菌」を増やす効果があるので、納豆とキムチを混ぜてから、できれば一晩寝かせるとより効果を期待することができます。
「キムチ納豆」を一晩寝かせるのが面倒な場合
納豆の効果を上げるために、納豆を冷蔵庫から出し、キムチとよくかき混ぜてから20分放置しましょう。
脂肪燃焼を助けてくれる「ナットウキナーゼ」は、冷蔵庫から取り出してすぐは冷たいので働かず、常温で発酵が始まります。
④【食べるタイミング】納豆キムチは夜がいい理由
ダイエット効果が期待できる「納豆キムチ」。
ダイエットを期待して食べるなら、いちばん効果を感じるタイミングで食べたいですよね。
「納豆キムチ」を食べるタイミングは、夕食がいちばんおすすめです
わたしたちは寝ているときに成長ホルモンを分泌しています。納豆に含まれている「アルギニン」という成分が、成長ホルモンの分泌を促してくれます。
また夕食で「納豆キムチ」を食べると、比較的長く乳酸菌が腸内にとどまって善玉菌が増える可能性が高くなります。
寝ている間に腸内環境が整って、朝起きたときにお通じがよくなり、便秘がスッキリ改善される効果が期待できます。
キムチ納豆の「糖質」は?
日本食品標準成分表2015年版(七訂) を参考に、納豆1パック(50g)あたりの糖質がどれくらいか、計算しました。
糖質の量は、下の計算式で出すことができます。
糖質 = 炭水化物 ー 食物繊維
粒納豆 | ひきわり納豆 | |
---|---|---|
炭水化物 | 6.1g | 5.3g |
食物繊維 | 3.4g | 3.0g |
糖質 | 2.7g | 2.3g |
引用:日本食品標準成分表2015年版(七訂)
今回は冷蔵庫にあったキムチの栄養成分表示で糖質量を見てみます。
糖質量の表示がない場合は「炭水化物」の量を参考にします
『宗家キムチ』の場合、1食分のキムチ50gあたり、最大で糖質が4.7gです。
食物繊維が多い粒納豆 50g(糖質2.7g)でキムチ納豆を作ると、
粒納豆(糖質2.7g)+ 宗家キムチ(最大で糖質4.7g)
= 糖質7.4g
1食分のキムチ納豆の糖質は7.4g
キムチ納豆は、ダイエット効果が高く、低糖質な食材です♪
【まとめ】一晩寝かせたキムチ納豆を夜たべると、満足感もあって無理なく痩せられた
無理なく糖質制限ダイエットを始めるなら、普段の食生活にプラスするだけのキムチ納豆がおすすめです。
キムチ納豆を食べるとお腹でふくらんで満足感があるので、単品ダイエットや食事制限といった「何かを我慢するダイエット」に比べて続けやすいところも魅力的。
ただ1つ注意してほしいのが、「キムチ納豆だけしか食べない」というのは間違いです。
ダイエット効果を上げるためには、キムチ・納豆の
- 選び方
- 食べる量
- 食べ方
- 食べるタイミング
がポイントになります。
産後のダイエットに無理は禁物!できることから少しずつダイエットを始めて、無理なく健康的に体重を落としていきましょう。